暑い季節になると、赤ちゃんが必ずなる肌トラブルが“あせも”です。
気が付いたら“あせも”がいっぱいで、かきむしっていて酷くなっていた・・・なんて事にならないように、対策を施してあげましょう。
“あせも”はなぜできる?
肌には表皮常在菌何種類か存在していますが、汗をかくことにより、「表皮ブドウ菌」が増殖し、あせもを作ってしまいます。
赤ちゃんはなぜ“あせも”ができやすいの?
赤ちゃんの肌は新陳代謝が活発で、体が小さいのに汗腺が大人と同じくあります。
そのため、汗をたくさんかきますが、大人のように自分で着替えたりシャワー浴びたり、汗をかいた後のケアが出来ないため、気が付いたら“あせも”ができている、という現象が良く起こります。
そのため、赤ちゃんの面倒を見ている人が、きちんとケアしてあげる必要があるのです。暑い季節は、赤ちゃんにも、ママにもちょっと大変な季節ですね。
さて、“あせも”がなぜできやすいかを説明しましたが、次は“あせも”が酷くならないための対策について説明します。
“あせも”が酷くならないための4つの方法は?
1、汗をかきすぎない室内環境作りをしましょう。
室内にいて大人が少し暑いかなと感じる程度の気温でも、赤ちゃんはすでに汗をかいています。クーラーを入れる等の対策を行ってあげてください。
2 、汗をかく季節は特に通気性の良い衣類を着せてあげましょう。
赤ちゃんの肌着はコットンが基本でしょう。夏場は吸湿性だけでなく放湿性に優れ、汗をかいてもすぐに乾く素材がオススメです。ガーゼ生地のような、風通しの良いものが夏場には向いています。
3、着替え・おむつ替えをこまめにしましょう。
衣類は常に大人より一枚少ない枚数で、汗をかいたら肌を清潔にし、着替えてあげましょう。またオムツもこまめに替えてあげてください。
4、汗をかいたら体を清潔な濡れタオルで拭くか、シャワーで流してあげましょう。
汗をかいたら、できるだけシャワーで流して肌を清潔にしましょう。シャワーで流せない時は清潔な濡れタオルで拭いてあげると良いです。おむつ替えの時も、その都度、お尻をお水で流してあげると完璧です。
今回のまとめ
“あせも”は「表皮ブドウ菌」が表皮で増殖してできてしまう。
赤ちゃんは汗をかきやすいため、汗をかいたら肌を清潔にしてすぐに着替えさせてあげましょう。
いかがでしたか?
4つの対策をしっかりして、あせもが酷くならないようにしっかり見てあげたいですよね。
でも、どんなに気を付けていてもできてしまうのが“あせも”です。
“あせも”ができてしまって、かきむしってしまうようでしたら早めに医療機関を受診してみてください。
様子を見過ぎて酷くなる前に、軽いうちに処置してあげると治りが早くなりますよ。受診のタイミングを悩むようでしたら、#8000に電話するか、かかりつけの病院に電話で相談してから受診してみるのも良いですよ。
赤ちゃんの弱い肌、しっかり守って行ってあげたいですね!