暑い時期になると、必ずと言っても良いほど赤ちゃんはあせもが出来てしまいます。
かきむしって酷くなるとかわいそうですよね。。
これ以上あせもが酷くならないよう3つのケア方法を紹介しますので参考にしてください!
あせもとは?
まず、あせもとは何でしょうか?また、なぜできるのでしょうか?
あせもは、たくさん汗をかいた時に、通常だと皮膚の表面に汗が出てきますが、皮膚の中に汗が溜まってしまい、水ぶくれができたり、炎症ができたりしてかゆくなります。
あせもは汗疹(かんしん)とも呼ばれます。あせもができやすい部分は、お尻・腰・頭・首・背中です。
あせもには種類が3種類
あせもには種類が3種類あることをご存知でしたか?
一般的には赤いブツブツのあせもが多いのですがその他にはどんなものがあるのでしょうか?それぞれをかんたんに解説します。
1. 紅色汗疹(こうしょくかんしん)
赤いブツブツができてかゆみが伴います。
2. 水昌様汗疹(しゅいしょうようかんしん)
皮膚の表面に透明か白っぽい水ぶくれができます。赤みやかゆみは伴いません。
水晶用汗疹は紅色汗疹よりも皮膚の表面で水ぶくれができるので、自覚症状がなく、気が付かないことが多いです。
3. 深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
熱帯気候や高温の環境で、亜熱帯に多く、日本ではあまりみられない症状です。
3つのあせもケア
今以上酷くならないために、きちんとあせものケアしてあげることが大切です。
そのままにしていると、かゆくてかきむしって“とびひ”になってしまいますので注意しましょう。
1. シャワーはぬるめにし、湯船に入っても長い時間つからない
熱いシャワーを赤ちゃんにかけると、皮膚が炎症をおこしていて痛いですし、体が温まって再び汗をかいてしまいます。
ですので、ぬるめのシャワーで汗をやさしくきれいに洗い流してあげましょう。
湯船に入れさせる場合でも、ぬるめのお湯にしてあげてください。
2. 紅色汗疹はステロイド剤を薄く塗って早めに治す
水晶用汗疹はそのうち治りますが、紅色汗疹は肌を清潔にして、更にステロイド剤を肌に薄く塗ってあげてください。
通常であれば2日ほどで良くなってきます。ステロイド剤の使用は1週間ほどでとどめるようにしてください。
ステロイド剤は市販のものもありますので、薬局の薬剤師さんに相談してみると良いでしょう。
心配な場合は、かかりつけの小児科を受診してくださいね。
3. 汗のかきやすい季節は1日最低1回はシャワーを浴びさせる
早く治すためには、肌を清潔に保つことが大事です。そのため汗のかきやすい季節は一日に最低1回はシャワーを浴びせるようにしてください。
できないようであれば、濡れタオルや、ウェットティッシュなどで体を拭いてあげてください。
いずれにしても、なかなかあせもが治らない場合や、かきむしってしまっている場合は病院を受診してください。
先輩ママおすすめの対策法
3つのあせもケアについてお話ししましたが、下記では実際に10人のママにどのようにあせもをケアしたのかアンケートを取りましたので参考にしてください!
市販のパウダーを塗りました。
ペンネーム:一児の母さん
年齢:40代前半
今は中学生になった息子ですが、やはり赤ちゃんから小学校低学年頃までは夏場にあせもができてしまっていました。
そんなに酷くはなかっなので、我が家では市販のシッカロールを常備して、あせもができたら湯上りに塗っていました。
シッカロールの優しい香りと、パウダーなので肌がサラサラするのが気持ちいいのか、嫌がらずに塗らせてくれました。
パウダーなので、換気をしながら子供が吸い込まないように注意したり、粉の固まりが出来ないように、パフで叩いたあと私の手で薄く伸ばして使っていました。
沐浴時によく洗ってあげました
ペンネーム:ダヴィンチさん
年齢:45歳
2歳くらいからあせもが酷くなってきました。
寝汗などからだと思いますが、痒みと、かきむしり・・汗をかくと、痛みもあるみたいで寝る前にシャワーをし、ガーゼを背中に入れてあげ、通気性をよくしました。
また肌着や、パジャマも、すべての衣類を通気性のよいものにしました。
それだけでも、よくなってはきましたが、市販のドラックストアーで売っているあせもあのスプレーを購入し、よくなりました。
あせもケアは、清潔にすること!洗ったあとは、保湿忘れずに!
ペンネーム:ゆうママさん
年齢:37歳
5月産まれの息子でしたので、あせもはすぐには出来なかったのですが、夏になると、オムツがむれてくるのが、腰からおしりにかけてあせもができるようになりました。おむつを外すわけにもいきませんので、おむつを替えるときは、おしりふきでふくだけではなく、お風呂に連れて行き、シャワーをかけて汗を流してあげるようにしました。
赤ちゃんは思ったよりも汗をかいているので、シャワーをしてあげると気持ちよさそうでした。そのあと、ミルキーローションを塗っておくと、肌荒れすることもなくなり、あせももひいて、綺麗なお肌になりました。
こまめにシャワーと、ベビークリームを使用しました。
ペンネーム:まさこちゃんさん
年齢:30代前半
2人の子供たちは、どちらも冬生まれだったので、生後半年が一番汗疹対策をしなければいけない時期でした。寝ているだけでも、汗をかき、気付けば汗疹がすぐに出来てしまうという日々だったので、なんとかしてあげたいと思い、色々と調べました。
最初は、こまめにシャワーを浴びさせたり、拭いてあげたりするだけだったのですが、ベビークリームも効果があると、ネットに載っていたので試してみました。色々なクリームがある中で、我が子たちに合ったものは、アトピタのベビークリームでした。今でも、お風呂上りに塗ってあげることで汗疹ができてもすぐに治っています。
まめに沐浴!
ペンネーム:えりなさん
年齢:36歳
うちの子の場合、軽め~予防のためにできる限りまめに沐浴させてあげてました。石鹸などは使わずただお湯にささっと入れるだけです。
水分をきちんと拭いてあげたあとは関節部分や背中、首回りにベビーパウダーをはたいて予防してましたが、あせもが多く出てしまった部分には汗をかいたときにパウダーが固まり不衛生かと控えました。背中に入れた汗取りパッドも細かく取り替えて通気性にも気を付けていましたが、オムツをしてるお尻回りはすぐ赤くなるので、そういう時は小児科でもらった非ステロイド系の薬をつけていました。
きちんとつけてあげると数日で綺麗になっていきました。あせもくらいでと思わずひどくなる前に先生に相談した方が快適に過ごせたと思います。
市販で売っているベビーローションを使いました
ペンネーム:まっぴさん
年齢:40代前半
長女が6月産まれだったので梅雨?夏になりあせもがすごく酷かった!皮膚科に行って薬を貰って塗ったりしたがあまり効き目がなく結局、市販薬に頼ってしまった。
赤ちゃんのあせもの塗り薬といってもいっぱいありすぎてどれが一番効くのかわからなくなってしまい知り合いに聞いたりして佐藤製薬のポリベビーを使ってみましたがこれが一番良く効き使い続けたらあせもがよくなってきました。市販薬を使う際は薬剤師さんに相談したりするなどした方が良いと思う
ワセリンできれいになりました。
ペンネーム:ぺこりん6028さん
年齢:30代後半
赤ちゃんは体温が高いので、暑くなってくるとこまめにケアをしないとすぐにあせもがひどくなってしまって、子どもが小さい頃はとても頭を悩ませました。
最初は赤ちゃんに薬を塗ることにとても抵抗があったので、とにかくこまめに汗を拭いたり着替えさせたりとできるだけのことをしましたが、夏場の暑さには追いつかず悩んでいました。
そこで知人に赤ちゃんにも塗れる薬があることを教えてもらい、使い始めたのがムヒベビーでした。液剤とクリーム剤があって、クリーム剤の方は生後一ヶ月から使用可能とのことで、1日2回程度でしたが塗ることによってあせもはひどくならず夏を越すことができました。
市販の薬を使いました!
ペンネーム:たまちゃんさん
年齢:30代後半
夏生まれの息子のことですが、暑いときは部屋の中もクーラーで涼しかったりするので、あまりあせもは出ませんでした。冬になって部屋に暖房をつけるようになってあせもが出るようになりました。はじめは乾燥させた方がよいだろうと考えてシッカロールをつけました。ですが次の日にはよりひどくなっていました。
保育士をしている姉に電話で相談すると「ワセリン塗ると割といいみたいよ」と言われ、ドラッグストアで一番安い白色ワセリンを試しに購入してつけてみました。するとあっという間にあせもがひいて、つるつるのきれいな肌になったのです。驚きました。その後はワセリンは我が家の常備品となり、肌荒れするとつけています。
汗をこまめに拭き取るのがポイント
ペンネーム:えりりんさん
年齢:20代後半
5月生まれの息子でしたので、生後2カ月であせもができてしまいました。
予防接種で小児科を訪れた際に医師に相談したところ、汗をこまめに拭いたりシャワーを数回浴びたりすることで解決しますと言われました。
赤ちゃんのおしりふきが一番いいと言われたのでこまめに拭くようにしていました。
また、必要時以外は抱っこをしないようにするなど肌の密着度を抑えるなどの対策をしました。
現在も、あせもが出る時期はタオルなどでこまめに拭いたり、水浴び感覚でシャワーを浴びてます。
桃の葉を煎じて良くなりました!
ペンネーム:けろぴさん
年齢:40代前半
5月生まれの息子ですが、乳児性湿疹とあせもが同時にきてしまい、また、石鹸でよく洗うだけでは、なかなか治りませんでした。市販の薬では、ちょっと心配もあり、ネットで調べたところ、桃の葉を煎じたらいいとのこと。早速桃農家さんから、桃の葉をいただき、それを煎じて、ベビーバスの中に、少しずつお湯と合わせて、毎日入浴させました。
すると、1週間くらいで、少しずつ良くなり、気がつくと、幼児性湿疹もあせもも、両方きれいになっていました。その後桃の葉ローションがあるのを、ドラッグストアでみつけ、愛用しています。
いかがでしたでしょうか?先輩ママの声を聞くと皆赤ちゃんのあせもで悩み、聞いたり調べたりしてケアをしてあげ、綺麗に治してあげていますね。
続いてあせもの予防について記事を書きますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
あせもの予防、どうすればいい?
汗をかきすぎないよう、室内環境に注意
エアコンをうまく使用して、過ごしやすい環境(室温目安26~28℃)に設定してあげましょう。
エアコンを使うのはちょっと・・・という方もいらっしゃると思いますが、猛暑の場合は、あせも以外にも熱中症が心配ですので赤ちゃんのためを思って使用することをおすすめいたします。
赤ちゃんの着衣は一年中大人より1枚少なく
赤ちゃんはとっても暑がりで、汗腺が大人と同じくあります。たくさん汗をかきますから、大人より1枚薄着でOKです。
暑い季節(汗の季節)は通気性が良く、速乾性のある衣類を着させる
赤ちゃんはたくさん汗をかくため、通気性が良く、汗をかいてもすぐ乾く速乾性のある衣類ですとあせもになりにくいです。
お着替えやおむつ替えはこまめにしましょう。
いくら通気性が良く速乾性のある素材の服を着ていても、赤ちゃんが汗をたくさんかくわけですから、お着替えはこまめにしてあげてください。オムツの中はとても蒸れていますので、こまめに替えてあげてくださいね。
肌を清潔に保つ
お着替えやおむつ替えの際は、出来るだけシャワーや水で汗を流してあげましょう。
シャワーが出来ない場合は濡れタオルでOKです。肌を清潔に保つことが重要です。
さいごに
いかがでしたか?暑い季節は何とかあせもが酷くならないようにケアしてあげてください。
赤ちゃんのぷよぷよのお肌をしっかり守ってあげたいですからね。